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◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

「アイーダ」とイベント

◇2005/10/14(Fry) 京都劇場◇
◆劇団四季「アイーダ」◆


今日は私にとって京都「アイーダ」千秋楽日でした(^^)

イベントもあるのでせっかくだから行こうということで、なんと今年だけで4回目の「アイーダ」です(わはは)←行きの電車の中で確認して笑ってしまったよ。行きすぎだってばよ!!


今日は今までとは違うキャストでの観劇だったんで、楽しみ半分、心配半分・・・・・・(笑)
それが今日の一番のポイントでしたね。


まずはアイーダ役 井上智恵ちゃん
濱田めぐみちゃんのアイーダしか見たことなくて、彼女の「アイーダ」が本物と思っている私にとって、これが一番重要な不安キャスティングでした。

歌はクリスティーヌ聴いた時から上手いのは知ってたので安心してたんですが、アイーダ役。思ったよりよかったです。(智恵ちゃんファンの方、失礼な言い方でごめんなさい)

でも、めぐちゃんとの決定的な差は存在感。
智恵ちゃん背が低いっていうのは抜きにしても、立ち姿とかがめぐちゃんに比べるとやっぱり劣ってしまう・・・・・・・。
何よりあのめぐちゃんもたいな『私はアイーダ!!』っていう迫力やオーラが感じられないんですよ。
これは場数踏んでなんぼなところがあるから仕方ないんだろうけど(実際よくやってると思う。十分見れる役造りしてたし智恵ちゃん)
私がめぐちゃん大好きなんでちょっと欲目入ってると思います(笑)


個人的見解言わせてもらうと、アイーダ役の見せ場は「ローブのダンス」(CMでも使われた「アイーダ!!アイーダ!!」って唄ってるシーンです)の最後のフレーズだと思うんですよね。
自分がヌビアの人々をまとめて立ち上がる決心をする大事なシーン。
そこで力強く

♪「あなた達の望みは今、私を変えた。弱さを振り捨てようみんなと一緒に進んで行こう。夢に向かって進もう、今!今!今!!」

と歌い上げるんですが、残念なことに智恵ちゃんのアイーダは力強さが足りなかった・・・・・・・・(がくし)

私はいつもこのシーンは鳥肌たてながらめぐちゃんの歌聴いてます。
アンサンブルのみなさんの歌も踊りもすごいから、相乗効果抜群のすごいシーンなんですよね。
はっきり言って私、このシーンの為に1万払ってもいいです(言い切る)それくらい好きなシーンなんです。
智恵ちゃんは上手く歌い上げよう・・・・・みたいに聞こえてしまってもったいなかったなぁ。
ま、それはそれで「上手い」からいいんだろうけど、私的には声が裏返ってもいいからそこはすこーん!!と抜けるくらい力強く唄って欲しいんだ!!(←力入るわぁ笑)

智恵ちゃんの演技に関しては、ラダメスとの別離のシーンで最後に号泣するというシーンを増やしてくれたのがアイーダの別れの哀しみをより現しててよかったです。
めぐちゃんは内なる哀しみって感じで、ちょっとクールな別離に見えてたからさ。本当にラダメス好きだった?とか思ってたし(笑)
ま、おおむね智恵ちゃんのアイーダよかったですよ。あとは好みの問題かな?(笑)


さて、阿久津ラダメス
耳に聞き慣れた(?)のか、彼の歌声が気にならなくなってました(わはは)
だいぶんひっくり返る音が少なくなってきたからじゃないかな?
ごめんなさい。私の中で彼の歌は今は可もなく不可もなくです。
あ、でも上手くなってたのは認めるよ(酷)
彼に関しては私コメントできないんです・・・・・心情察して下さい(T_T)


今回1番期待したシルビア・グラブのアムネリス様♪
もう、さすがですね♪
上手い!!歌もよいし、演技も最初は可愛らしい皇女さまで、最後はしっかり重低音きかして重く台詞言ってってファラオになってましたし。

ただ、主役二人に比べてちょっと大人すぎな印象。←演技も見た目も(ごめんシルビア・・・・・でも好きよ♪)
めぐちゃんと福井さんの3人の並びならよかっただろうに、もったいない・・・・・・とか思ってしまいました。いつかこの3人で見たいなぁ。
ムリだろうけど・・・・・・(しょぼん)


久しぶりに一階で見たのもあるのでしょうが、役者さんの表情がよく見えて最後の穴に閉じ込められるシーンではうるっときてしまいました(><)
やっぱりここのシーン好きだなぁ(^^)切なくって。



今日は「ローブのダンス」が不完全燃焼だった分を差し引いて80点ってところでしょうか(←辛口?)
や、だって大阪の千秋楽の迫力見た後だから仕方ないですよ。キャストもキャストだし(ちなみに大阪の楽は めぐみアイーダに福井ラダメス、佐渡アムネリスでした♪最高だったぞ!!)




舞台終了後は四季の会員限定のイベントでした。
「感動体験!みんなで歌おう『アイーダ』♪」

・・・・・・・・その名の通り劇中歌を唄おうというもので、曲は1幕最後の「神が愛するヌビア」です。
俳優さん自らがお手本と進行をしていただいて(ちなみにゾーザ役の大塚俊さん)音楽も本物のテープつかったりと、なかなか本格的でした。
歌詞をワンフレーズずつなぞって唄って・・・・・と。
さすが四季の会員さんなんで、みなさん聞きこんでるからよく唄えてましたよ♪

しかも最後には舞台に上げていただいて、本番の実際の照明まで入れて唄わせてくれるという、いやはやなんとも贅沢な、まさに感動体験でした(^^)
えぇ。それはしっかり楽しく歌わせてもらってきました(笑)
本当に楽しかったです~♪また是非こういう企画やって欲しいですな。



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